中古車を買おうと考える場合、新車を買うよりずっと安く済むからとついその維持費用などのことを忘れてしまうことが多いようです。車を買うという事は、それを維持していくという事でもあり、その費用と手間は、そんなに小さい物ではありません。
車を買うには車本体の値段以外に様々な諸経費が必要となり、さらには各種の税金の負担が求められます。それらを考慮に入れた金額を算出し、無理のない購入計画を立てるべきでしょう。
まず、購入を決めた中古車店に対して支払う必要がある諸手続き料、例えば車の搬送費用や古い車の下取り費用、公正証書や車庫証明、車両登録などの代行費用などを確認しましょう。購入を決めた中古車に車検が残っているかいないかでも、その後の経費には差が出てきます。
自動車税等の税金や、自賠責保険を含む保険料も考慮する必要があります。自宅に駐車スペースがある場合は別ですが、都心の住宅に暮らす場合、近隣の駐車場の値段も確認しておく必要があるでしょう。車は駐車スペースが確保されているという証明がないと手に入れることはできません。